ジャマ
「ジャマ!」ののがよく言う言葉です。ジャマというのは「どいて」という意味もあるようですが、自分が思い通りにならないときにその対象(人・物)に対していう言葉のようです。
最近、カーペットやベットの上でこの言葉を聞くことが多くなりました。身体の硬直が強くなったのと筋力の低下で以前よりも自由に動ける範囲が減りました。以前は横にしておけば、自分の意思で寝返りをしたり、方向を変えることもできたのですが、今は思うようにいきません。硬直した足の関節がさらにその動きを困難にさせているのです。
寝返りのときに「ジャマ、アシジャマ」と言ったときに私は私の足が野々花の身体に触れていたので、それが気に入らないと思っていました。でも、違いました。彼女は思うように動けずに寝返りの邪魔になる自分の足に対して言っていたのです。愕然としました。私はその言葉どう取ってあげたらいいのでしょう。言葉を無くして見つめいた野々花の足。硬直でズボンもはかせにくくなりました。車椅子に乗せるときも引っかかることが多くなりました。でも、野々花の足。動かなくても本来に機能を果たせなくてもそれは野々花の足なのです。
野々花自身は、これからますますそう思うことが増えていくのでしょうね。親として介護者として、そう思わせない対応が求められます。自分の子どもが自分の足をジャマと言う。そんな言葉聞きたくなし、言わせたくないのです。親として…。
「のの語録」カテゴリの記事
- いぬのおまわりさん(2019.10.11)
- つかいわけ?(2019.02.22)
- おにくは?(2018.12.29)
- 「ごはんは?」(2018.12.05)
- 「さむいねぇ。あきだねぇ。」(2018.09.27)
ののちゃん。
ののちゃんは、自分の病気と戦いながら、
一生懸命生きているとおもいます。
毎日 元気に学校に来て、元気に過ごしている
ののちゃんを見ていると、こっちもげんきをもらいます。
ありがとう
これからも、一緒に色々の事を乗り越えて行きましょうね。
投稿: H,T | 2011年4月23日 (土) 18時11分