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昨夜兄ちゃんとお話したのは逆効果だったのか、「にいちゃん、いつくるの?むかえにいきたい。・・・」と、繰り返したり、大きな声を出して、嫌なことを避けようとする野々花です。そして、大好きな場所であるはずのさやえんどうでも、そんな状態の1日だったようです。というわけで、UPできるような写真もないので、今日は、温泉での出来事を綴ります。
洞爺湖の温泉ではダウン症の女の子と一緒になりました。脱衣場で野々花を寝かせていると「病気なの?」と気にかけてくれ、声をかけてくれました。「いつも、お手伝いしてもらっているので、お手伝いをしたいようで・・・。」と一緒のお母さんがおっしゃいます。湯船でも、いっしょになり、野々花の「おなまえは?」に答えてくれました。髪を乾かしていると、ドライヤーで風を送ってくれ、とても助かりました。
昨日の定山渓では、野々花の髪を洗っていると、「お手伝いしましょうか?」と声をかけてくれ、シャワーで流してくださる方がいました。野々花を支えるだけでよかったので、これもとても助かりました。お風呂から上がり、ベビーベットのそばで着衣をしていたので、野々花は、赤ちゃんを横目で見ながらニコニコでした。髪を乾かそうと空いている椅子に向かったのですが、後ろから来た少女に次々と先を越されてしまいました。そばの椅子に野々花を座らせて待っていたのですが、背もたれに首をのせている姿はやはり異様です。赤ちゃんのお母さんは、着衣の様子も見ていたのでしょう「ドライヤーを待っていますか?よかったら、お先にどうぞ。」と、譲って下さいました。赤ちゃんはぐっすりとベットで寝ていたこともあり、ありがたくご厚意を受けました。
いつもこんな風に親切な方がいて、手助けしてくれるので、やっぱり、温泉は心身共に気持ちがいいのです。
とはいえ、野々花も大きくなり、その姿は、目につきます。そんなわけで、邪気のないこどもがわざわざ見に近寄ってくることも多々あります。多くは黙って寄ってくるのですが、この間は、見に来た後にお友だちと一緒になったらしく、「変な子がいるよ。見る?」と誘っていました。母親もそばにいるので、こういうときには、どう言ってあげるべきか???きっと、お母さんは困って黙っていたのかもしれません。その場で「そんなこと言ってはだめ。」とでも言ってくれたら「変に見えるよね。でも、・・・。」と、こちらも話しやすかったのですが、・・・。でも、やっぱり、私ももうこの年齢なので、こちらから「病気や怪我で、動けない人が世の中にはいるのよ。もし、嫌じゃなかったら、声をかけてくれたり、お手伝いしてくれると嬉しいなあ。」と声をかけるべきだったかなあと反省しています。
幸い、その子のお友だちとは、その後露天風呂で一緒になり、おしゃべりしたり、「かして。」に答えてくれて、おもちゃを貸してもらったりしました。気持ちよく温泉を楽しみました。
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